それは新社会人としての一年目のこと。
産まれも育ちもとある愛知県のとある市にて過ごした私は、
社会人の第一歩を花の都『東京』で過ごしていた。
(居住区域はその隣の県であったが・・・)
やはり社会人は違う・・・・・
今のところは好奇心の方がまだ勝っている※が、心身はお疲れである。
※定期で帰りに休みにどこ寄ろうとかを楽しんでいた(余裕あるじゃん!)
大人になるということは、責任という言葉が大きくのしかかってくる。
また、人との関わりにおいても、駆け引きといったものが生まれてくる。
内定決まって意志決定をした後で(少し時間置いてから)、
配属先の話をされたこともそうであるし、寮があると言われて上京してみたら、
実は存在してなくて、急遽タッチの差くらいで準備されたこともそうである。
大人にはしたたかさが必要なのである・・・・・全部自分の会社のことやん。
(恨むことではないが、ほどほどにショックを受けた若造である)
まぁそれでも、歓迎会を兼ねた花見の席で名物部長に酔い潰され(上司ではない)、
あの人に絡んじゃ駄目だよ~とありがたいお言葉を頂戴し(もっと早く言ってくれ)、
それ以降、自他ともに酒に弱いと認知されて、無理なお酒は遠慮できるようになった
のは、あの時代では僥倖であったと思う。
(しかし、アルコールパッチテストで「飲ませるな危険」の反応出た新人に
やることでは無いとは思った。あの酔っ払いめ・・・)
そんなこんなで、一部を除いて結構おだやかにスタートを切った社会人生活であるが、
(通勤の満員電車だけは別。アレはいけない・・・・・)
別段何があったと言うわけでも無いが、その日の私は疲れていた。
どっちかと言うと、精神異常以上に、肉体的にヘロヘロだったのである。
帰宅後、シャワーをさっさと浴びた上で、テレビもつけずゲームもやらずで、
ベッドに潜り込んだのであった。(まだ余裕があった初年度では凄く珍しい)
・・・・・自分が眠ったのか、それとも横になってすぐにだったのか、
イマイチ状況が掴めなかったのだが、意識があった。
・・・・・あったのだが、身体がピクリとも動かない。
今の自分であれば、疲れや眠気などからの半覚醒状態であれば、
そういったこともあるだろうなという風に思える(実際は知らないが)が、
その時の私は微動だに出来ない状態にてパニックだった・・・盛大にぱにくった!!
視線は上を向いている・・・・・目に映るのは暗い室内の天井のみである。
目を閉じられない?少なくても、そこからの記憶では目を閉じれていない。
言わずもがな・・・・・金縛りである。
大パニック(でも微動だにせず)の状態でしばし過ごした後だった・・・
「!?」
掛け布団が・・・・・持ち上がって顔に覆いかぶさってきた!
少なくても、私の意志では無い!
腕を動かした覚えも感覚も無い!!
しかし、掛け布団が顔まで引き上げられ、視界を遮ったのである。
もう無理ポ。
私の意識(記憶?)はそこまでであった・・・・・
翌朝・・・・・少なくとも、朝日が差し込み始めた時間帯に私の意識は戻った。
昨夜の記憶が夢なのか、はたまた現実なのか・・・真相は分からない。
だが、その日以降、夜は真っ暗闇にして寝るのが習慣だった私は、
豆電球を付けて寝るようになったのだった・・・・・
一応、ガチの体験であり、たぶん金縛りのところは現実だったと思います。
記憶とかしっかりしてるし。(ただ、その一度しか経験していませんが)
その後の記憶は・・・・・よくわかんねっス。
ちなみに、私は心霊特集とかは好きで見る方で、たぶん信じてないけど怖がりで
かつ楽しんでいたっぽい支離滅裂?な接し方をしていたタイプです。
それっぽいものを見たことはありません。
それっぽい体験をしたのは後にも先にもコレのみになります。
追記:今はまた真っ暗で寝れる・・・と言うか、豆電球の明かりが結構ウザイ。