今年11月、色々とレトロな遺物を発掘しました。
ゲームだったり、本だったり、生活用品だったりetc…ある意味私的タイムカプセル。
そんな中、私が大好きだったファンタジー小説も発掘されていたので、
思い出に浸りながらそのご紹介をしたいと思います。
近年は「ライトノベル」と冠していたとしても軽過ぎるんじゃないかな~?と
思わなくもない小説が巷に溢れて人気を博しているようですが、
いささか私の思うファンタジー小説と言う部類では無いな~とは思っております。
(まぁ、それはそれとして嫌っているわけではありませんが)
小説を執筆するプロの作家さんと一般の方々の垣根が際限なく薄くなってきて、
誰にでも小説を書き・発表する機会が増したと言うのは喜ぶべき変化とも言えますが、
も少し骨太な感じのもので無いとファンタジー小説とは思えないな~とは
昨今のブームに火がついている作品群を目にして個人的には感じておりました。
(好き嫌いの話ではなく、あくまでジャンルの違いと言う意味で)
そんな私ですが、小学校高学年~中学生あたりだと思うのですが、
ファンタジー小説というジャンルにドはまりし、よく読んでおりました。
和製ファンタジー小説としては「ロードス島戦記」がその筆頭であり、
洋物ファンタジー小説としての筆頭が今回ご紹介させていただく小説になります。
ドラゴンランス戦記
これ、実際には兄のお古と言うか・・・兄が残していった蔵書を読ませてもらい、
好きになった作品になります。(巻途中からと続シリーズは自己購入)

1巻と2巻の初版発行が昭和62年となっておりました。
・・・・・ついに来たか、昭和のレガシー。
(今は”戦記”を取って単に無印版のドラゴンランスと称しているみたいです)

この小説の世界観では、
所謂チート能力を持ったような特別な存在は基本的におらず、
決して舐めプで人生謳歌できるような甘っちょろいご都合世界はしておりません。
敵側だったらほぼチート存在じゃね?とか思えなくもないヤツも居たりしますし、
そもそもドラゴンが絶対的な存在(不死とかではないが)として君臨しておりますが…
また、普通に出てくる遺恨・悔恨、気を抜いた時の情けない振る舞い・憎まれ口等々…
性格的にも典型的な優等生くんのようなタイプは1人たりとも出てきません。
(1人高潔な騎士であろうと藻掻く人物は出てきますが)

昨今の作品に欠かせないような変に思わせぶりな怪しいキャラとかもおらず、
何かいかにも世界の秘密を握ってます~と言わんばかりのすかした存在もおりません。
まぁ、身内に少々そんな感じのやつがいないこともありませんが・・・・・
ご都合主義では無く、死は死として絶対のものとして描かれている作品でも、
世界観やその描写から多少軽さが伺えるものですが(それが悪いとは言ってない)、
死なんかの失望感・絶望感なんかも血生臭い感じ(かつあっけない感)があって、
軽い気持ちでサクサク読もう~となるタイプの小説では無いと思います。
(あまりに簡単に「その他大勢」扱いで無意味に人が死に過ぎだったりするのも、
世界観が軽々しく感じる作品の特徴かと思います。もっと劇的、効果的にしなきゃ…)
しかしながら、いわゆるファンタジー世界特有の高揚を生むワクワク感や、
さらにそれを増大させる(読者の想像力を掻き立てる)表現・描写によって
感じさせられる「泥臭さや不便さ、もどかしさ等の生活臭」とも呼べる何か!
ファンタジー小説が読みたい!でも最近の小説は物足りない!!と感じる方には、
是非とも読んでもらいたい!と思える作品です。
ただ、俺つえぇ~!みたいな展開や、爽快さをこそ求めている方には、
ちょっと合わない作品ではあるかなとも思います。
可能であれば、新しい分野を切り開くのに一読してみて欲しいとは思いますが・・・
記事の概要として記載した酒の趣向の例えは、結構良い線いってるかもしれません。
(ただ、私は酒をほぼ飲まないので、趣向がどうの~って程こだわりないですが)
思えば、こういったのが好きだからゲームでも「ウィザードリィ」シリーズとか
そんな雰囲気のゲームが好きなんですよね、私は。
キャラクタークリエイト時の種族選択の時など、この作品のイメージも大きいです。
👇この記事でウィザードリィシリーズについてちょっと語ってます。
書籍イラストについては、アメコミタッチ系は激しく苦手な部類ですが、
このあたりのリアル路線調は全然OKな感じと言うか、有り寄りの有りです。
と言うか…この話、この展開、このキャラ達で萌え絵を差し込まれたらたまらぬゥ!!
(激しく嫌だという意味で)
・・・・・と思っていたのですが、げに恐ろしきはジャパニーズ2次元文化!
私の知らないシリーズも刊行されているのは多少知ってはいましたが、
本筋の文庫本についてもバリエーション(出版社が異なる?)があり、
若干の萌え要素がブレンドされたような絵柄の文庫も存在しておりました。
Amazonで見たら、「現在は取り扱いしてない」とか「中古」とか表示されますが、
「角川つばさ文庫」なるところから発行されている本はそっち系テイストでした…
うそやろ?ちょっと当時の読者からしたら信じられない・・・・・
👇これは王道的バージョンですね。つか…25巻も出とったんかぃ!?
ブログで紹介するつもりが、所持してないシリーズも結構あるのを知り、
私自身少々興味がわいてきました・・・・・何時か読み返さんといかんかな?
私は「ドラゴンランス戦記」6巻と「ドラゴンランス伝説」6巻の全12巻を所持。
各シリーズ毎の刊行巻数を見る限り、たぶん私の所持2シリーズが本筋で、
他はどちらかと言うと外伝っぽい位置づけみたいに思えます。
(この25巻に含まれない外伝もあるみたいですが)
とりあえず、触りだけでも…って方には、「ドラゴンランス」(無印版)、
一通りのメイン終結までを~って方は、プラスして「ドラゴンランス伝説」ってのが
オススメではあります。(それ以外は読んでないから、ちょっとわかりません)

最後に一言、今人気があるようなファンタジー小説群について、
方向性が違うとは思っておりますが、嫌いだとか批判がしたいとかではありません。
あぁ、ちなみに、苦みのあるビターテイストなチョコとかなら好きですが、
お酒は軽くてすっきり爽やかな喉越し系の方がまだ好きですよ、私は。
(記事の概要欄目にしてない人には意味不で失礼!)
追記:
幼少時、そんなに仲が良いわけでもなかった(むしろ疎遠?)のに、
なんだかんだで兄の影響力は結構強かったんだな~と記事書いてて思いました。
あまり服とか生活用品のお古を回された印象は無いのですが、
歳の差もそこそこあり、かつかなり早々と家を出て行っていたので、
勝手に残り物をパチったのも含めて、趣味的分野は結構影響を受けていたと思います。
・・・・・いやいや、私は『有効活用』をしていただけだな!!
