YOUTUBEでですね…いわゆる昔の映画の予告映像ってやつがあったんですよ。
で、ついつい見てしまったのが・・・・・帝都物語!(SFXホラーアクション?)
いや~、懐かしいわ~とかやっぱあの頃受けたインパクトはただモノじゃねぇ…とか、
色々と記憶が呼び覚まされたりしたものですが・・・・・
初めて知った…と言うか、今になってあらためてわかることが多くて、
予告映像を見て結構度肝をぬかれました。(なんせ当時はガキでしたので…)
先ず…この映画の原作が小説ってことくらいは知っていたのですが、
原作者が…荒俣宏ぃ~ッ!?いや、小説家でもあるとは知っていたけど、
この作品の原作者だったのか・・・・・ッ!とか、
CM中に何気なく表示された「コンセブチュアル・デザイナー」って役職で、
H.R.ギーガー※の名前が流れてきたり・・・・・とか…
※今も続く映画「エイリアン」シリーズでクリーチャーデザインをしたことで有名
ほえ~…今の齢になってから初めて知る衝撃の事実がザックザクですわ…
(仮に当時知ってても、荒俣宏もギーガーも分からなかったけど…)
しっかし、マジで色々と多芸過ぎるだろ荒俣宏・・・・・
そんな帝都物語は、昨年12月(のみ)に視聴権利を有していたアマプラにて
放映されておりましたので、視聴しました!順番としては、
①アマプラで「帝都物語」を発見してブックマーク(でも視聴の優先順位低い)
②YOUTUBEでCMを見る⇒やっぱ見なきゃ!(何時見るの?今でしょ!の精神)
③優先順位を繰り上げてアマプラ視聴(アビゲイルきた~!)
になります。今回はそんな映画をとりあげます。
様
【目次】
【あらすじ】
平将門公の眠る帝都東京…
渋沢栄一が手掛ける「東京改造計画」に霊的な観点から助言をする陰陽師平井保昌。
そんな明治45年、将門公の怨念を利用して帝都壊滅を目論む魔人・加藤保憲が現れ、
将門の末裔たる辰宮家の血を求めて辰宮由佳理を攫って行く。
陰陽師・平井や文豪・幸田露伴等の尽力もあり、加藤の野望を防ぐことができたが…
大正12年、陰陽師・平井による決死の予言にて「帝都壊滅の日」とされる日が近づき
帝都にまた魔人・加藤が戻ってくる。
平井の予言により準備を怠らなかった人々が必死に抵抗するも、
大地震による壊滅的な打撃をうける帝都東京…しかし、その破壊は不完全に終わり、
益々の隆栄を誇っていくことになる。
そして来たる昭和2年。地下鉄の開通が現実味を帯びた時、
魔人・加藤が三度帝都に舞い戻ってくる…
運命の子たる辰宮由佳里の娘「辰宮雪子」の血を中心に運命は動き出す・・・・・
【レビュー】
当時にしてかなり豪華な俳優陣を揃え、荒俣宏のデビュー作兼ベストセラーを映画化。
明治~昭和初期に渡る日本発展(帝都・東京に絞った情景)と、
その裏で繰り広げられた魔人・加藤とその野望を阻むべく立ち塞がった人々との闘い。
映画デビューかつ当時はほぼ役者を廃業していた嶋田久作氏を代役とは言え抜擢し、
凄まじくインパクトのある魔人・加藤の像を作り上げた。
それを踏まえてしまうと、確かに(今作の)演技が上手いとは言えないかもしれないが
独特な雰囲気のある唯一無二な魔人・加藤が確立できており、
視聴者に対してとてつもない程の強い印象を与えている。
また、随所で盛り上げてくれる音楽も独特で印象強く頭に残る。
この時代(大正~昭和初期)の時代背景・描写が好きで、かつ、陰陽術や化け物等の
オカルト染みた映画に禁忌が無い人には凄くささる映画だと思う。
(時代背景にとりたてて感心は無いが、自分は好きである)
【ぶっちゃけな感想】
荒俣宏を知っていながら、この小説の原作者と知らなかったのは潜りなのだろう…
いや、昨年にYOUTUBEで当時の映画CMを見るまでマジで知りませんでした。
とにかく魔人・加藤のインパクトが強過ぎる。(誉め言葉)
少なくてもガキ当時の自分の記憶に残っているのは正にそれだった!
これほとんど主役だろう?どころでは無い!
まごうこと無きこの映画作品の顔である!!
さらに言えば嶋田久作氏はアビゲイル※過ぎるだろ…(あっちが真似たんだけどね)
※今はほぼ永久停止としてエタっている漫画作品「バスタード」のキャラである。
いや、この方はたぶん舞台が主戦場となるっぽくてあまり見ることがないので、
個人的にはTVとかで見ると結構テンションがあがります。(笑)
(フジテレビのスポンサー撤退問題で流れてたACジャパンの刑事物CMとか好きです)
ガキの頃は、このアビゲイ…魔人・加藤のインパクトとグロさと和製SFXホラーが
この映画を形作る印象の全てでした。
幼少期のトラウマっぽくなるくらいにグロイと思った描写があった気がしたが…
それ程でもなかった。どうも次作の帝都大戦と記憶が混ざっているっぽい。
また、ホラー・SFXのテイストは孔雀王に通じるモノを感じた。
👇映画「孔雀王」(実写:ユン・ピョウと三上博史が主演)の紹介
今見ても面白いと思ったし、独特で異質な雰囲気をもつ映画だと思ったが、
不満点と言うか、粗さが目立つような部分もある。
個人的かつ素人目線で恐縮だが…シーンの繋ぎが下手くさく感じることしばし…
ところどころ効果的な音楽が急にバッサリと途切れて場面が変わったり等、
少々映画として流れが悪い…ないし雰囲気が霧散するところがあり、
さっきのシーンから何故いきなりこうなる?さっきのシーンの結末の回収は?等と
意味不明におちいることも少しばかりあった…
元々が有名な小説を原作としているから、それを知っている前提かもしれないが
人物関係・役柄を含めて理解が追い付かず少々分からなかったと感じたところがある。
ジョジョファンじゃない人がジョジョの実写版を見るとこんな感じなんだろうか?
(いや、たぶんそこまでひどくはないと思うけど…⇒たぶんジョジョはかなり酷い)
今回映画を見るにあたって何ら知識の補足・追加といった行為はしなかったので、
話にどっぷりとは浸かれなかった部分はある。
ただ、それを考慮しても惹きつけられるパワーと言うか雰囲気があって
嫌いではない作品…と言うか好きな作品である。
(それこそ、ガキの時はその雰囲気と魔人・加藤のインパクトだけで観れた!)
あと、近年の大河とかで如実になった傾向があるのだが・・・・・
ボイスアクターたる大塚芳忠氏が居る?と思ったら、ナレーターでもないのに
どうも何人か声だけの出演(吹替え)があった模様…声ありの役柄を演じた人で
役者さんじゃなかった人(声だし不可?)が数人くらい混じっていたんですかね?
さらに、一番(私にとって)水戸黄門たる西村さんが居て、ちょっと感激でした。
続編の「帝都大戦」(こちらも過去視聴済)も、どっかで見ようと思います。
契約中のDMMで「帝都大戦」だけは視聴可能な作品リストにあったし!
(何故か「帝都物語」の方は視聴作品に無いんだよな…DMMは)
・・・・・ってか、今更にして思ったけど、
真・女神転生からのメガテンシリーズって、思いっきりこれの影響受け取るやろ…
将門公の大々的な持ち上げとか…まさにコレやん!!
