さて、今回は私のブログでイチ押しの俳優『カート・ラッセル』の主演作である。
※ただし、筆者は「ゴーストハンターズ」や「デッドフォール」などの彼の俳優のマイナー作が大好きで、メジャー作の「バックドラフト」や「エスケープ・フロム・LA」、「NY1997」「遊星からの物体X」等はその次であり、その後に「ポセイドン」「ソルジャー」「スターゲイト」etc…とくるので、ちょっと趣向が変わっていると思われる。
今回のは、「大好き」カテゴリーではなく、普通に「好き」カテゴリーの映画。
昨年、日本公開がぽしゃりアマプラでのみ独占配信を許された「M3GAN2.0」にて、
唐突に(ま、正に…)劇中で叫ばれ、(私を)驚かせた元凶の映画である‥‥
👇いまだ記憶に新しい(色々と)話題の映画M3GAN2.0はこちら
エグゼクティブ・デシジョン
(公開:1996年)
【目次】
1.あらすじ
ソリッド・スネークっぽい日本人(脳内)声質を持つ男「トラヴィス中佐」。
彼に率いられた特殊部隊によって神経ガス「DZ-5」奪取の作戦が決行されたが失敗!
物語はその3ヶ月後から動き出す。
唐突にテロリストにジャンボジェット機がハイジャックされる事件が発生!
テロリスト達は投獄中の指導者の開放を声高に要求するが、
米陸軍情報コンサルタントのグラント博士は疑問を覚える。
その指導者のために活動していたはずのテロリスト達が、
このハイジャックの直前にホテルで自爆テロを敢行していたからだ。
紆余曲折の推察の結果、今回のハイジャック犯達の真の目的は、
依然に奪取に失敗した「DZ-5」を利用した大規模テロ活動であると断定。
事態を重くみたペンタゴンは以前に奪取作戦に従事した特殊部隊と共に、
グラント博士とエージェントをハイジャックされたジェット機に送り込む作戦を承認。
空中でのステルス機からの侵入作戦を試みることとなったが・・・・・

2.ネタバレ無しのレビュー
おそらく、普通に見ても面白い…とは思うが、カート・ラッセル主演作の場合の自分を
(客観的に見た場合に)私は信用していない‥‥(笑)
多少主演俳優による追加評価を加味したとしても、おそらく・たぶん・may be~
一般評価としても面白いんじゃなかろうかとは思う。(少し自信無し)
主役自体(交渉窓口役)がアクションをするタイプの映画ではなく、
同行する特殊部隊のメンバーにアクションを一任するタイプの映画になるため、
爽快なアクション映画を期待すると、多少の肩透かしはあるかもしれません。
※カート・ラッセル自体はアクション映画主役もするタイプの俳優です
ただ…多少コアな映画ファンだと期待を良い意味で裏切られる展開があったり、
そもそものパッケージとキャストにミスリードを多大に狙った要素があったり等、
なかなかに斬新かつ新鮮に感じられる「作られた誤解」があったり(国内版のみ)、
色々と興味深い要素を携えている映画ではあります。
普通に見ていただいても後悔はさせないのでは…?と思いますし、
ハラハラドキドキさせる展開の移り変わりで飽きさせず、
特殊部隊とテロリストとのアクションを楽しめたりもするので、
ちゃんと映画の面白味を持っており、件のN3GAN2.0で興味を持った方も、
是非に一度ご鑑賞してみては如何かと存じます。
※自分の感想を疑念100%に仮定して見て凄まじく下手に出てます。
3.個人主観ありありな感想
カート・ラッセルの主演作ではあるが‥‥何と言ってもパッケージ詐欺が凄い!
日本国内では堂々とカート・ラッセルと二分してパッケに顔出しをしている
スティーブン・セガールではあるが‥‥海外ではパッケに出張ってません!
無敵の代理人、犬も歩けば~ではないが、セガールが歩けば(勝手に)悪人が死ぬ、
水戸黄門すら超える安心・安全のアクションお届け人たるあのセガールがッ!!
冒頭も冒頭で退場するのである!(それも助かる見込み0な完全リタイアである)
空中でのステルス機⇒ジャンボ機への隠密侵入中にステルス機が損傷!
最後は部隊員をジャンボ機につめこんだところで必死にセガールが外から扉を閉め、
その瞬間にステルス機が大破して空中分解ッ!セガールもFLY IN THE SKYをキメます。
しかしそれでもッ…あのセガールですよ?
途中で華麗にカムバックして窮地を救っていくんだろうな~みたいな、
そんな展望を完全死亡案件であっても頭に残していたんですが‥‥現実は無常である!
何でもセガールはこの当時において主役以外で映画に出演することもなく、
この映画は色んなところをざわつかせたらしいです。(笑)
(ある意味、この俳優を知っている人には最大のミスリード配役ではある)
しょっぱなからアクションの大部分を占めると(勝手に)予想していた俳優が退場!
このミスリードをほくそ笑みながら本作映画関係者が作っていたのか、
はたまたセガールとの賃金交渉的に限界だったのか‥‥真実は分かりませんが、
なかなかにセンセーショナルなパンチを冒頭からかましてきます。
そして・・・・・今気づいたのですが、共演はハル・ベリーだったのね。
いやさ今に至るまで全然気づいて無かったわ。
いや、黒人系の俳優さんが添乗員でヒロインポジだったな~とは記憶してましたが、
全然認識していなかったです。当時(1996年)、私はまだ知らなかったのかな?
KOF96(格ゲー)の稼働の年か‥‥現役時代で最もやらなかったKOFですね。
で、ようやく主演たるカート・ラッセルに話は移りますが‥‥
(当時の)私の認識としては、カート・ラッセルはアクション系俳優でした。
これ以降はポチポチ認識し出しますが、インテリ系の役柄だったから超・おどろき!
2年後の「ソルジャー」では筋肉モリモリマッチョマンな兵士役を演じておりますが、
それまでは筋肉もあるけど中肉タイプな主人公って感じのイメージが強かったです。
なので、自分的にはかなり新鮮なイメージを受けました。
普通にどつき出しても(私は)違和感無かったのですが、基本インテリってました。
展開としても、初っ端のミスリードのインパクトも含め、
ハイジャック便に潜入できたことを知られず(上層部は失敗と思っていた)、
とっととハイジャック便を爆撃・墜落させることを検討されていたり~とか、
結構にハラハラドキドキできる場面が多くあって、ずっとだれないので、
終わりまで飽きずに観ることができました。(と思います…記憶で書いているので)
また、終わりの場面もある意味秀逸で、
カート・ラッセルは元マイナー・リーガーなのですが(甥は元メジャーリーガー)、
エンディングでハル・ベリー扮するCAをアイスホッケー観戦のデートに誘うも、
「野球が好きなの」と断られる(当時ハル・ベリーは野球選手と結婚していた)のも、
なかなか当時の世情を偲ばせて面白い。
海洋アドベンチャーの「ポセイドン」(旧ポセイドン・アドベンチャーのリメイク)と
同じような理知的寄りの役柄で、私の知るカート・ラッセル像とは異なりますが
これはコレで良いかな…と思える作品です。
最近、カート・ラッセルが主演(なのかな?)っぽい映画かドラマかの
ハリウッド版ゴジラと同じ世界らしき「モナーク」が観たくてたまりません!!
(YOUTUBEでちょいちょいヒットしてくるようになった)
ちなみに、ソリッド・スネーク(ゲーム「メタルギア」出典)の
元となったのは、カート・ラッセルが主演する「ニューヨーク1997」と
「エスケープ・フロム・LA」で演じるスネーク・プリスキンです。