こちら日本国開設前雑談所

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ちびまる子ちゃんに見る現代の風潮とモラル

先日、なかなか考えさせられるウェブ記事を読みました。

別段読みたい記事だったわけでもなく、また狙ってクリックしたわけでもなく、

ただ他のニュースとかを読んでいた際にたまたま到達してしまっただけなんですが…

 

記事のタイトルは『アニメ「ちびまる子ちゃん」は完結すべき時期を過ぎた?』で、

出元は中国メディアの記事らしいです。

 

アニメ「ちびまる子ちゃん」は完結すべき時期を過ぎた?―中国メディア

👆その記事はコチラ

 

有名な作品であり、名前と絵柄だけなら知っていると言う人も多いと思います。

既に結構な長寿番組であり、「サザエさん」「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」等と

含めて国民的アニメにカテゴリーされてたりします。

放映枠的にサザエさんシンドロームのプレリュードとして勤労者達を絶望に陥れている一面もあるが‥‥

 

昭和家庭のイメージ‥‥にしても、ちょっと古すぎたかな?

 

そんな「ちびまる子ちゃん」についてを前出の記事はとりあげていました。

何となく目を通しただけでしたが、意外な程に興味深い内容面白かったです。

 

私がこの作品を知ったのは従姉が漫画を持っていたためで、

借りて読む機会があったからです。(まだアニメ化はされていない時期だった)

私の年齢からすると少々上の世代な時代背景でしたが、理解出来ない程ではなく、

当時は他に類を見ない分野の漫画だったので、大変面白かった記憶があります。

 

元々のちびまる子ちゃんは外連味にすら思えるような…その実本質的な人間性である

怠惰さ」や「自分勝手さ」といった各個人が内包するあるあるな部分を表に出し、

少々ブラックユーモアも効かせて風刺するような作品でした。

作者たるさくらももこ氏の体験をも取り入れながら、わかる~と共感したり、

え!?そう展開する?みたいな反応を引き出されたりしつつ楽しんでいました。

アニメ版初期頃しか見たことない)は、声が付いたり等の諸所の効果にて

少々マイルドになったとは思いつつも、概ね原作通りだった気がします。

昭和世代の人なら受け入れやすい時代背景・作風な作品かなとは思っていました。

 

そんなちびまる子ちゃんアニメについて、この記事では下記のように伝えています。

  • 初期は良い子のアニメと言うわけではなく、怠け意地の悪さ打算性などのリアルな感情が目立ち、模範的ではないユーモアさがウリの作品。
  • コンプライアンスという言葉が先行し過ぎている感もある現代の風潮には当初の作風はとても受け入れられにくい
  • 現代に見合った作品へと研磨・添削されてきた結果、当初の独特な作風とは大きく異なった作品へと変貌した
  • しかしながら、家族で安心して見られるコンテンツとして新たな価値観を創出しており、一概に否定されるものでもない。

※一部私独自の表現になっているため、原文とはニュアンスが異なる可能性があります

 

元々の作品の独自性の喪失を嘆きながらも一定の価値を見だしているこの記事は、

なるほど~と大変納得させられ、非常に面白い考察だなと思いました。

また、昭和から平成~令和と歩んできた現代の風潮の変化についても考えさせられ、

ちびまる子ちゃんというテーマでこんなことも書けるんだな~と感心させられました。

 

 

記事を読んで…飛躍して思ったこと

 

私の「ちびまる子ちゃん」へのイメージは、理解の及ぶ浅はかさや底意地の悪さを

ユーモアを交えつつ面白おかしく風刺した昭和テイストな家庭の漫画です。

 

ただ…その皮肉った作風は現代では大っぴらには受け入れにくい事も理解できますし、

不謹慎な描写や表現もあったりしますので、配慮が必要だろうことに納得もします。

が、あの漫画のテイストが公にしづらいのは寂しいなぁ~と思ってしまうんですよね。

初期(特に漫画版)に強く表れていたこの(私の思うちびまる子ちゃんっぽさは、

小規模ながらでも1つの作風として存続して欲しいな~とは感じました。

 

時にゲームや漫画は悪影響だから~との触れ込みで問題視されることもあります。

影響が無いとは言わないし、実際に問題ある作品も中にはあるでしょう。

しかし、私個人としては‥‥本質的な問題はそこではないと思うんですよね。

結局は…読み手、受け手がどう思うか?どう影響を受けるかによるものであって、

ぶっちゃけその作品自体がどうこうというよりも‥‥それら作品によって

影響を受けた(と思っている各個人の稚拙さが問題だと私は思います。

単純な年齢ではなく、家・学校での生活において…まっとうな感性ができていない

 

今の世の中は共働きが多く、そもそも家庭での時間は減少傾向にあるだろうし、

世間から問題視されやすいので学校でも遠慮がちな指導しかできないことが多い。

人によって当たり前の尺度は違うけど…自然と常識観が醸造される機会が減って、

モラル的な部分が育ち切らない人がちょっと増加しているんじゃあるまいか?

このまま時代が進むと‥‥見たいモノしか見ないし、聞きコトことしか聞かない、

自分で考え判断することのない…物事の機微が分からない人が増えていくのでは?

そんなちょっと飛躍した不安を漠然と感じてしまいました。

 

若いから悪いとかではないし、年配だから人が出来ているというのでもなく、

昔の方がモラルが高かった等と言うつもりも毛頭無いんですがね‥‥

実際に私が逢った若い方々は(失礼ながら)意外にも皆さんしっかりしてましたし、

昔は今ほどオープンに世に出る機会が無く、問題化しなかっただけだと思いますから。

 

少々話が脱線しましたが、今回の記事の話題には色々と考えさせられ、

思いのほか刺激をもらうことができて面白かったです。