早いもので、フィリピン(セブ)に留学をしてから3週間が経ちました。
残すところはもう1週間のみで、帰りの飛行機の便が卒業の翌日なため、
旅行体験をするような時間的余裕は(ほぼ)残っておりません。
留学終えましたら、あらためて感想をまとめようと思いますが、
今現在の自分の(主観での)感想や思いを記録しようと思います。
先ず、実際のフィリピン(セブ)の感想や学校の状況についてですが、
思った以上に日本人が多いな~(自分もその1人ですが)という印象です。
自分の来る前の印象としては、多めに見て生徒の半分程度が日本人もあり得るかな?
というものでしたが、楽々で6割以上は日本人で占められていると思われます。
また、生活環境がどうしても学校中心になってしまいますので、セブの印象自体も
学校の印象に引っ張られてはいます。(ただ、実際に各種学校に通う日本人は多いです)
そのため、学校外でも凄く日本人に遭遇します。(その大部分は私同様の留学生)
その内訳も大学生~30くらい(ワーホリ行ける年代)が9割5分以上です。
今私が通っている学校では、40以上の日本人は私くらいじゃないでしょうか?
(他の国の方はミドルエイジやシニアエイジも含めそこそこいます)
リタイアされた方とかも結構フィリピン留学利用したとは聞いていましたので、
ちょっと今の時期が特別かもしれません。
なので、学校の印象としては、日本のどこかで英語教師や他国の生徒も交えて
英語合宿を開催していて、それに参加しているような印象に近いです。
それはそれで面白いのですが、良い悪いとは別の意味で、思っていたものとは
少し違ったな~と感じています。(楽しんでいますけどね)
学校関係者に聞いた感じでは、特に9月以降に日本人比率があがった
(逆に言えば夏休みシーズン終了で他国生徒が帰国して減った)っぽいです。
ご飯事情は予想通りで不可ということはないな~という感想で、
特別においしいわけでもありませんが、野菜も取れるし良いんじゃないでしょうか?
ただ、短い食事時間(平日90分、休日60分)に全学生が一気に集まるため、
特に昼食なんかは長蛇の列ができてしまうのがちょっと嫌になってしまいます。
また、食事時間を後ろ目にずらした場合、危惧していたことではあるのですが、
一部のオカズが残っていないとかもあるので、一概に良い方法はありませんでした。
(一応の)ビュッフェスタイル※をしている関係上、小市民的な私は、
可能であれば全部とってしまえの精神でいるため、だいたい盛り過ぎてしまうので、
運動は継続しているものの、摂取カロリーが爆上がりしている気がしてならないです。
※給食の配給みたいに一列になって進んで取っていくスタイルで、品目も取捨選択するほどはなく、嫌いな物が含まれてなければ、基本全品とっていくと思われる
授業に関しては、当然英語オンリーになるのですが、3週間でわかる結果には
至っておりません。(元々予想してはいましたが)
自分も日本人同士では日本語で話をしてしまっていますので、いわゆる英語脳への
切替ができずに、日本語脳のまま英語授業を受けている感じです。
ただ、全く効果が無いということは無いので、ある程度割り切った上で来るか、
超スパルタ校(学校内母国語禁止)に行くかの選択が必要かとは思います。
なんとな~くですが、留学エージェントさんが、ワーキングホリデー目的の方々に、
セットで事前フィリピン留学をうま~く誘導されているような気はマシマシでします。
(安いですし、環境を変え、無理矢理でも英語やらせてくれるのは良いと思いますが)
なので、ワーホリ前に安目にフィリピン留学は良い面も確かにあると思いますが、
その期間や内容には吟味を密にした方が良いと思われます。
バリバリにストイックに英語習得目指す方以外は、長過ぎない方が良いのではないか
と思いました。実際に私は、来る前は3ヶ月くらい来たかったな~と思っていましたが
今は1月くらいでちょうど良かったかな?と感じています。
そう感じた理由としては、学校の内容がどうとか日本人が多過ぎるとかではなく、
1月以上だと環境に飽きそうだなと思ってしまったからです。
私は性格柄、事前にお金を払い済みで、かつ、食事や寝床が確保されていますと、
できる限りはそれを利用しようと(過度に)考えてしまいます。
そうすると、今の学校は学校敷地内で生活が成り立ってしまい、かつ、
平日は17時まで外出できません。(実際にはまだ授業があるので18時以降)
現在、授業は楽しんでおりますが、後のワーホリ出発とかが控えていませんので、
この生活が続くと(私は)モチベーションが維持できなくなりそうに思えました。
1カ月であれば、自分自身で良い刺激、良い経験になったと思えますので、
結果としては良い留学期間の選択だったかなと感じています。(効果は別としても)
惜しむらくは旅行っぽい活動があまりできなかったことで、これは実際に来てみて、
3週間経ってみて初めて思ったことですが、学校3週間+余暇1週間くらいが
自分的にはベストだったかもしれません。(30日越えるとビザの更新とかが必要)
ワーホリ目的の場合も含め、英語能力の向上を目指す場合も、
授業時間が多すぎない方が良いかもしれません。自分で予習・復習にも力を入れ、
授業時間の濃さを強めていけたらよりベターなのかなとは思います。
(自前の勉強無理なら、授業時間増やして強制でやらされた方が良いとは思いますが)
現状の結論として、フィリピン留学は(私的には)十分にありです。
ただ、個々の目的ややる気に応じて、期間や内容は熟考が必要だと思います。
次に、簡単にフィリピン(セブ)についてですが、正直語れるほど触れていない
というのがぶっちゃけの本音です。3週間(結果としては4週間)滞在したわけですが
外国に来てる!と初めて意識できたのが、先週初めてジプニーに乗って、かつ
迷子になった日(笑)になります。映画館に行った日も、学校後という限られた時間で
かつ雨降りでありましたが、あぁ外国に居るな~と浸れた感じはありましたが、
この2日くらいですかね?私が感じれたのは。
休日も含め、どうしても学校に(私自身が勝手に)縛られて、
行動範囲やら生活環境やらが限定されているのが原因だとは思います。
あと、日本人の多さはオーストラリアも結構なものだった覚えがありますが、
(それでも日本人留学生が集中しているフィリピンの方が凄いとは思いますが)
それでも、ほぼほぼいつも外国であるとはっきり認識ができていたと思います。
何が違うんだろう?とちょっと自分なりに考えてみました。
オーストラリアでも確かに日本人は多かったのですが、基本的にはピンの方が多く、
時にはそのピン同士がつるむ等もありましたが、基本はみんな個人単位で動いていた
感じを受けます。フィリピンでは、語学学校が生活の中心に据えられているせいもあり
学生っぽく集団行動をされている日本人の方が多く、街中とかで遭遇した際に、
ある種の修学旅行の一団と遭遇しているように(私が)感じてしまったのが、
外国っぽさを感じにくい一因なのかも?と少し思っています。
また、日本語表記や日本ライクなお店・商品が結構溢れてしまっているので、
それがより一段と外国にいるという高揚感を減じているかもしれません。
(屋台市みたいなとこに行ったのですが、吉野家をもじった牛丼屋台や日本語表記の屋台等が多く、日本のお祭りにお呼ばれしている外国人店主の方々といった雰囲気を感じてしまった)
なので、『旅行』という側面で見ると、ちょ~っと自分の取り組み方が足りなかったと
反省をしております。
帰国日が夜フライトなので、多少は残金で旅行っぽく楽しみたいと思います。