唐突に思い出したので・・・と言うか、
YOUTUBEで昔のトヨタCM見てドラえもんを演じるジャン・レノを見たので・・・
放映当時は驚きと面白さで何とも言えなかったけど、
やはり青い服着て鈴を持たせたらドラえもんと言うのはかなり無理がある。(笑)
レオン
有名な映画なので、ある程度以上の年代の人は知っている人が多いと思いますが、
やはり良い(有名になる)映画はまさしく良いものであるという典型。
ざっとストーリーをご紹介すると、家族に恵まれない(良い家族と言えない)少女が、
隣人の殺し屋と交流して、不器用ながらも優しさも見せるようになる殺し屋との
絆を深めていく話・・・・・もちろん職業柄のトラブルが絡んできますが!
このレオンとグラン・ブルー(私は未視聴)がジャン・レノをスターダムに
押し上げた2大映画ではないでしょうか?(いずれもリュック・ベッソン監督)
また、ナタリー・ポートマンが有名になった映画でもあります。
最後に見たのも結構前なので、細かい部分は忘れもありますが、
この映画の殺し屋(ジャン・レノ)と少女(ナタリー・ポートマン)の交流が
わざとらし過ぎず、かつ過剰で無いところが凄く良いです。
私の印象として、気づいた時には、ある時期(かなり前ではっきりしませんが)以降、
コテコテの狙ったお涙頂戴作品(ただコレについては一部OKかな)や、
過剰なスキンシップ、職業や生活環境と剝離した人間性を持ったキャラクター、
偶然と言うには不可思議過ぎる思想・行動や結果に帰結させるための強引な展開、etc~
と、まぁ映画にしろ小説にしろある程度はあるあるではありますが、
映画やドラマ(特に過度もしくは無理やり感動展開を盛り込む作風)に
やたらめったら見られるようになった印象があります。(私の私見です)
あと、壮大過ぎる話の展開も、感動と言う面では若干萎えます。
(例:好きな映画だし面白いと思うけど、アルマゲドン(ブルース・ウィリス演)に
感動は全くしないたちです。全人類救済はかっこいいけど感動要素は無い。
逆にちょっとした思いやりに何となくほっこりする感じが凄く好き。)
そこにいくと、この映画は感動のわざとらしい嫌味感や過大な押し売り感が無く、
ジャン・レノ演じる殺し屋のどう接すれば良いのかわからない面がありながらも、
段々と不器用ながらも少女に寄り添っていくような感じ(初めは邪魔と言うか無視?)
と、ナタリー・ポートマンの恐そう・邪険にされるといった印象を受けながらも、
家族に満たされない思いを関心を持ち出した隣人に見出していくような展開が、
急過ぎない展開にて映画1作品の中できちんと描かれていたような気がします。
また、少女の家族を救いようのない程の糞家族にはしなかった
(まごうことなきダメ人間ですが:特に父親)のも、良かったと思います。
(良くない環境で姉も意地悪だったが多少の家族交流・愛は少女も感じている。)
👆だったと思うんですが、全然良くない家族関係・環境ではあった・・・はず(可愛がっていた弟が居たのは覚えていますが、意地悪だった姉はいない?なんか他と混同しているのかな?家族構成がイマイチはっきりしないです)
見てない・知らない人もいるかと思いますので、これ以上詳しくは書きませんが、
ハッピーエンドの大団円で終わる映画ではありません。
でも、儚さや悲しさと共に、ちょっとした希望と言うか頑張ろうという展望を
感じさせる良い話、良い最後だったと私は思います。
未視聴の方には、是非見て欲しい作品です。
私の個人的な推しの映画とは異なって、万人におススメです!(笑)
いかん・・・ドラえもん(トヨタCM)見てから直ぐにこの記事を書き始めたから、
凄く良い思い出の余韻(シリアス風味)が和まされる・・・(ギャグ補正の浸食)
うむ、個人的にちょっと書く時期を間違えました。
とりあえず、思い出したから帰国後にグラン・ブルーは見ようと思います。
(いつか見ようとはずっと思っていた)
追記:この映画とフィフスエレメントあたりの印象が強くて、
すっかり悪役俳優といった印象を持っていたゲイリー・オールドマンが
良い人を演じているのを見た時、最初は凄く驚きました。今は何とも無いけど。
(たぶんハリー・ポッターかバットマン・ビギンズあたりだと思う)